このところ、雨のためグラウンドコンディションが悪く、おもいっきりサッカーが出来ない日々が続いています。それでも、選手の皆さんが今何をすべきかを理解し、フィジカルトレーニングに熱心に取り組んでいるのが見受けられ、大会に向けての準備は着々と進んでいるようです。
グラウンドの桜(「豊田高専 桜だより2015」より) |
さて、
前の記事で、「今年の桜は平年より早く…」と書いたのですが、「例年並みでは?」というご指摘を受けたので、ちょっと調べなおしてみました。
現在、気象庁が発表しているのは、全国68箇所における桜(ソメイヨシノ)の開花日(観察する対象の木に1輪以上開花した日※のはずですが気象庁のページでは従来通り5~6輪以上となっています)と満開日(標本木で約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日)です。更なる豆知識としては、2010年以降、開花予想は民間業者に任せているとのことです。
これによりますと、今年2015年の名古屋は、開花日が3月21日で、満開日は3月30日でした。
過去をさかのぼってまとめてみますと、
年 | 開花日 | 満開日 |
---|---|---|
2015 |
3/21
|
3/30
|
2014 |
3/24
|
3/31
|
2013 |
3/19
|
3/28
|
2012 |
3/30
|
4/6
|
2011 |
3/27
|
4/6
|
2011~2014 の平均 |
3/26
|
4/3
|
平年 |
3/26
|
4/5
|
となるようです。ニュースや気象庁の情報によると、今年は、開花日が平年より5日早く、満開日が4日早かったことになります。
しかし、特に満開日に限って見ると、昨年よりわずか1日早いだけで、一昨年よりはむしろ2日遅かったことになります。
実のところ、この「平年」というのにミソがあるようで、平年とは、(現在は)1981年から2010年までの30年の平均を意味して、10年毎に更新されるようです。なぜ、30年かというと、世界気象機関で決められているからだそうです。
皆さんの実感はいかがでしたか?今年の桜は早かった?例年並み?昨年並み?
明日は、新入生歓迎会&部活勧誘が予定されています。既に、多くの新入生が入部届を提出してくれていますが、まだ、入部を決めかねている新入生の背中をグッと押してあげましょう!
1 件のコメント:
平年の定義は一般的には知られていないかもしれませんね。桜の開花は、数理生物モデルでは、気温の積分値が基準値を超えるかどうかで記述されますので、ざっくり簡略化すると、3月の平均気温と相関があると思われます。またの機会に改めてまとめてみてください。
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