よく「家に帰るまでが遠足だぞ!」と言われますが、コロナ禍の大会は14日後までの参加者全員の健康状態に問題ないことが確認できて
ようやく大会成立となります。
大会から2週間がたち、ようやくその日が来ましたので、ご報告させていただきます。
7月の東海地区、8月の全国の高専体育大会は中止となりましたが、紆余曲折の末、
サッカー競技のいわゆる代替大会は(公財)日本サッカー協会主催の第53回全国高等専門学校サッカー選手権大会 東海地区予選として10月31日、11月1日の2日間日程で、会場は三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 第2グラウンドにて行われました。
豊田高専は、準決勝第2試合、豊田高専 vs 沼津高専に出場しました。
10月31日(土)15:00キックオフのこの試合は、
10月31日(土)15:00キックオフのこの試合は、
沼津高専がこの日の10:30キックオフの第1試合、沼津高専 vs 鳥羽商船高専 を4-1で勝ち抜いての登場であることを考慮すると、
かなりの条件面で豊田高専有利で迎えることになりました。
目標は全国大会優勝! |
試合開始早々の2分、相手の不用意なファウルで得た左サイドの直接フリーキックの場面で、
18 小寺攻樹選手の絶好のクロスボールを10 加納勇次選手が頭で合わせて先制!
良い形で試合を進めることができました。
その後は追加点こそなりませんでしたが、危なげなく前半を1-0で折り返しました。
このままの調子で後半も…といった流れでしたが、
その後は追加点こそなりませんでしたが、危なげなく前半を1-0で折り返しました。
このままの調子で後半も…といった流れでしたが、
先制点の10 加納勇次選手 |
前半中に何度かあった決定機を決めきれなかったことと、
ハーフタイムで先手を打っての選手交代があったことで、
チーム内には微妙に嫌な雰囲気が漂いました。
そんな流れを断ち切ってほしかったところですが…
後半に入ると、選手交代が仇となり、それまでほぼ一方的だった展開が、
一進一退といった様相にまで押し返されてしまいました。
互いにチャンスがある中で、豊田高専が決めきれないうちに、沼津高専には、
後半まだ立ち上がりの4分に、右サイドを崩されてあえなく失点し、同点に追いつかれてしまうと、
後半中ごろの14分には、1 平松英治選手がペナルティエリア内で相手を倒してしまい、
PKを献上、それをきっちり決められて、ついに逆転されてしまいました。
体力的には豊田高専はまだ余力がありましたので、
残された数少ないチャンスをしっかりものにする必要がありましたが、
その後も悪い流れを断ち切ることができなくて得点することができず、
長いような短いようなこの大会はあえなく幕切れとなりました。
練習量が確かな豊田高専は、過去、強敵相手に先制したものの
その後力尽きての逆転負けはありましたが、
必死に食らいついてくる相手に根負けし、勝ちを逃したのは初めてではないでしょうか?
今回も他高専よりは多く練習していたのは間違いないと思いますが、
過去の先輩たちと比べると練習量が足りず、それが厳しい場面で勝ち切れなかった要因ではないでしょうか?
コロナで練習どころではないといえばそうですが、
現に、現在行われている高校生大会でも過去のチームにはなかった「弱さ」が見受けられ、いよいよ「全国」を口にできないチームになってしまったかな?と思います。
精彩を欠いた高校生大会の様子(11/8 vs豊野) |
立て直すには、まず、地区大会で1勝が目標になります。
来年は全国出場枠が2の年ですので今年よりも容易いように思えますが、
40分ゲーム(20分ハーフ)の総当たり4試合中3勝が全国当確ラインですので、
運が良いだけでは全国大会には進出できません。
江崎監督からはすでに「量より質」の指令が出ている中ですので、
いかに厳しい状況に自分を追い込むことができるかが問われていると思います。
以前のように「地区大会優勝」「全国出場」が当たり前のチームに戻り、
やりがいのある部活動として復活することを願っています。
お疲れさまでした。
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