2016年4月20日水曜日

ユニフォーム広告

こんにちは!

(水面下も含めるとここ6ヶ月ほどですが、)4月以来、豊田高専サッカー部の目下の話題はズバリ

新ユニフォーム

です。

関係各所との調整もさることながら、情報を聞きつけてきた方々への対応にも大わらわです。

高専のサッカー部では前例のないことですので、ここでは、高専のことはさておいて、

サッカー界のユニフォーム広告について情報整理をしてみます。

まず、例によってWikipediaによりますと、

ユニフォーム広告(ユニフォームこうこく)は、スポーツのユニフォームにつける広告。 チームや選手個々と契約した企業(チームの運営母体である場合もある)の広告と、大会の協賛企業などの広告とがある。 ユニフォーム広告は、広告収入のうち高い割合を占めるともいわれ、運営側にとって貴重な収入源になっている。

…いまいち有用な情報は得られませんね。

というわけで、見方を変えて、(公財)日本サッカー協会規程を確認してみましょう。

2016年7月15日に改訂され、2016年4月1日に施行された「ユニフォーム規程」によりますと、
第5条〔ユニフォームへの表示〕
 ユニフォームに表示できるものは、チーム識別標章(チーム名、チームエンブレムもしくはその両方)、選手番号、ホームタウン名又は活動地域名、選手名、広告及び製造メーカー識別標章(製造メーカー名もしくは製造メーカーロゴマーク)とする。
   (中略)
(5)広告
 広告を掲示する場合は、本規程第6条から第8条による。
となっており、まず、ユニフォームに広告を表示できることが分かります。
続いて、第6条から順に見ていきますと、
第6条〔広告の掲示(1)-承認の手続き〕
1.ユニフォームに広告を掲示することを希望するチームは、当該チームが所属する都道府県サッカー協会に申請し、当該都道府県サッカー協会及び本協会の承認を得な ければならない。(後略)
となっていますので、豊田高専サッカー部も申請書類を作成・提出し、申請料を納入して、承認を得ています。

目立つ広告の位置は、やはり、シャツ前面ですが、掲示できるサイズも制限されています。
第7条〔広告の掲示(2)-広告の様式〕
 前条に基づく広告の様式は、次の条件によるものとする。
(1)広告は、極端にユニフォームから突出してはならず、危険性のない適切な素材でなければならない。
(2)広告の掲示は一ヶ所につき、一社のみとする。
(3)広告を掲示できる場所及びサイズは次のとおりとする。
 ①シャツ前面: 選手番号の上部又は下部に 300cm2以下(後略)
先日のFacebookページの記事でもご紹介しましたが、

プレミアリーグでは、マンチェスター・ユナイテッドのシボレーの広告が、5,300万ポンド(約96億円)で最高額だそうです。

胸スポンサーが空白のチームは、「胸スポンサー募集中!」ということになります。

シャツ前面には、広告ではなく、「チーム識別標章(チーム名)」も掲示できますので、

スポンサーではなく、チームの宣伝のため(?)に、チーム名を大きく掲示しているチームも多いですね。

以下、必要があれば原文を確認してほしいところですが、
第8条〔広告の掲示(3)-制限及び停止〕
1.本協会又は公式競技会主催者は、競技規則及び大会要項等により、チームの広告掲示を制限することができる。
   (中略)
第11条〔その他〕
 本規程に定めがない事項については、競技規則又は大会要項によるものとする。競技規則又は大会要項にも定めがない事項については、本協会又は公式競技会主催者の判断に従うものとする。
となっていますので、JFAに承認されたユニフォーム広告であっても、

大会によってはそのユニフォームが着用できないことになります。


我々が出場する各大会の要項を確認してみますと、広告掲示不可を明記しているのは、
  • 全国高等専門学校体育大会 兼 全国高等専門学校サッカー選手権大会
のみです。…ってこれって結構大きな問題点ですが、

JFA主催のその他の大会はOKとなりますので、
  • 愛知学生サッカーリーグ戦
  • 西三河地区社会人サッカーリーグ戦
  • 天皇杯予選(愛知県社会人サッカー選手権大会1次予選)
については、既にクリアとなっています。

グレーなのは、JFA主催でない
  • 豊田市民総合体育大会サッカー競技高等学校の部
でしょうか?

あと、

  • 東海地区国立高等専門学校体育大会サッカー競技

については、JFA主催でもありますが、全国高専連合会の主催でもありますので、

グレーといえばグレーです。

個人的には早めに白黒つけるべきのように思いますが、

江崎先生の方針は、結論を可能な限り先送りとしたいとのことでした。

我々としましては、着用可能な試合で着続けることで、実績を積み重ねていきたいところです。

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