以前の記事で紹介したとおりですが…
豊田高専サッカー部では、試合のたびにビデオ撮影をし、DVDに焼いておき、雨天時のミーティングで反省に利用していますが、
それに加えて、サッカー部HPの「映像分析班」において、テーマごとに編集した動画クリップを公開しています。
その中で、
- 技術・戦術分析では、江崎監督監修のもと、その試合で課題となった技術や戦術に焦点を絞っています。一応、良いシーン、悪いシーンを織り交ぜ、視聴者に考えてもらうように工夫しているつもりです。
となっています(残りの個人指導はまだまだシーンが不足しています)。
この映像は、高専サッカースプリングカップ2014、第1日の豊田対小山の試合を編集したものですが、40分1本の試合中、オフサイドとして笛が鳴った8回のうち、江崎監督(ここでは審判インストラクターでしょうか?)の分析結果は、すべてオフサイドでない、もしくは、オフサイドと判定すべきでないとのことでした。
もちろん、オフサイドでない事象を正しくオフサイドでないと判定している場面は多くある中(逆=オフサイドの事象を誤って見逃したのはわずか1回)での割合ですので、ある程度の判定ミスもやむをえないところです。
また、主審は、自分で判断が難しい場合は、たとえ副審の判定が誤りであっても、副審の援助を採用せざるを得ないことが多くなります。
このことを戦術に活かす場合、FWの選手は、
- オフサイドのルールをしっかり理解し、自分がオフサイドかそうでないかを正しく判断できるようにする。
- 自分がオフサイドでないと自信があっても、副審・主審のレベルが低く誤審される懸念がある場合は、プレーや相手競技者に干渉せず、2列目の選手がプレーできるような囮の動きをする。
ことが有効のようです。
そのためには、まずは、ルールをしっかり理解しましょう!!!
競技規則 p.35 第11条 オフサイド
オフサイドポジション
オフサイドポジションにいること自体は、反則ではない。
競技者は、次の場合オフサイドポジションにいることになる。
競技者は、次の場合オフサイドポジションにいないことになる。
- 競技者がボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い。
- 競技者がフィールドの自分のハーフ内にいる。または、
- 競技者が後方から2人目の相手競技者と同じレベルにいる。または、
反則
- 競技者が最後方にいる2人の相手競技者と同じレベルにいる。
ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっていると主審が判断した場合にのみ罰せられる。
- プレーに干渉する。または、
- 相手競技者に干渉する。または、
※以下略
- その位置にいることによって利益を得る。
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