2021年5月23日日曜日

☆ 女子審判 ☆

 こんにちは!

大畠さん(元国際審判)と記念写真♪

第一報はサッカー部ホームページのお知らせでご報告いたしましたが、

本日5月23日に行われたサッカー審判員3級昇級講習会に豊田高専サッカー部の内藤万結マネージャーが参加しました。

豊田高専サッカー部では、部員全員が4級審判資格を取得し、更に意識の高い部員を中心に3級審判資格キッズリーダーの資格を取得してもらうことになっています。
ただし、コロナが収束するまでは、自己責任・自己判断で参加してもらうことになっています。

そんなルールを知ってか知らずか、日々の練習に審判服姿で参加してくれている内藤マネは進んで申し込みをして講習会に臨んでくれたようです。まずは無事、合格することを祈りましょう!!


中学までは女子サッカーで活躍していた内藤マネですが、審判員としての将来も見据えているようです。そんな彼女の道しるべとなってくれる経歴の方がいらっしゃいます。

それが、冒頭の記念写真に快く応じてくださった「大畠千枝」さんです!!
大畠さんはこれまでこのブログで取り上げた中では最も身近な有名人ですので、失礼のないようにちゃんと取材すべきだったかもしれませんが、ネット情報によると、

  • 幼いころから女子サッカーの選手として活躍 ※サッカーを始められた年代は不確かです
  • 新居浜高専に入学し、選手の道はあきらめ、マネージャーとして活躍
  • 高専卒業後、選手の道をあきらめきれず、(当時まだ一般的だった)アマチュア選手として仕事をしながら選手を続ける
  • 愛媛県代表として国体に出場するも宮城県代表に敗退し、引退を決意
といったところまでは、よくある女子選手のストーリーですが、
  • 目標を「審判員として世界の舞台に立つ」に切り替えて
審判技術を身につけていきます。審判員はごく一部のプロを除いて普通の社会人としての生業が必要で、
  • 愛媛県の高校職員として働きながら
  • 女子1級の資格を取得し、なでしこリーグで主審を担当
  • 2011年には当時国内に、主審4人、副審4人しかいない「女子国際副審
まで上り詰めました。因みに2011年は、なでしこジャパンが国民栄誉賞受賞となったワールドカップ優勝の年ですね。その後については、
  • 2014年の全国高専大会@新居浜では1回戦豊田福井 他、数試合の審判を担当
  • 目標としていた2015年の女子ワールドカップを区切りとして
  • 2016年2月のJFAフットボールカンファレンスにて女子1級を勇退
  • (1級勇退後も2級資格は残るそうで)その後も審判員、審判インストラクターとして活躍 ※C級コーチライセンスもお持ちだそうです
  • (プライベートなことまではお聞きしていませんが)2020年から愛知県所属の審判、審判インストラクターとして活動中
と非常に「ご縁」を感じざるを得ないご経歴です。

実績も十分で、指導力にも定評のある大畠さんのご指導の下、(過度のプレッシャーがかかってはいけませんが)内藤マネの成長、活躍が期待されます!!!

※豊田高専サッカー部には、女子だけでなく、男子についても審判員として上を目指す環境は整っていると思いますので、「審判って嫌だな」という気持ちを乗り越えて、積極的に江崎監督の指導を受けてみてください。

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