2019年9月7日土曜日

全国大会2019報告 その①

こんにちは!

8月21日~25日に行なわれた第54回全国高等専門学校体育大会サッカー競技 兼 第52回全国高等専門学校サッカー選手権大会が閉幕して、早くも半月が経とうとしています。
既に結果はご存じのところですが、
呉高専主管で開催されたこの大会の1回戦C会場第1試合は、8月21日(水)9:30キックオフ、広島文化学園大学呉郷原キャンパスサッカー場にて、

高知高専 vs 豊田高専 の対戦で行われました。

まずは初戦、ベストメンバーで頑張ります!!
呉市は昨年の西日本豪雨の被災地で、せっかく会場から近隣に確保した宿舎からは、
最短経路が通行止めで、迂回路を通っての移動は想定外のトラブルでしたが、
それ以外は万全の体制を整えることができましたので、
久しぶりの全国大会に臨む豊田高専は、十分リラックスして試合に臨むことができました。

試合は、バランス重視の豊田高専と、10番にボールを集める高知高専の一進一退の攻防で進みましたが、
前半立ち上がり間もない4分、右サイドのスローインを受けた7 渡辺拓実選手が、
意表をついたシュートを決めて先制!まずは、試合の流れを掴んだかと思われましたが…

続く前半6分、相手の右コーナーキックから、ほぼフリーの状態でヘディングシュートを打たれ、あっさり同点ゴールを決められてしまいました。

ここで、相手の攻撃も良い形が続き、いやな流れになりそうでしたが、
前半12分、自陣の7 渡辺選手から、前方の10 加納勇次選手に縦パスが通り、
ゴール前で混戦となったところ、5 日置立貫選手が技ありのゴールで勝ち越すことができました。

スコアの上では優位に立ちましたので、あとは落ち着いてゲームの主導権を握るべきでしたが、
追加点を取りたい気持ちが優先してしまったためか、
そのあたりをコントロールすべき監督が不在だったためか、
攻防がめまぐるしく変わる、むしろ追う側が優勢な試合展開が続いてしまいました。



それでも前半をそのまま1-2で折り返し、危うい場面も踏ん張りながら何とかこのゲームをまとめる時間帯に入りましたが、
ここでも後半36分、最もいやな時間帯に相手の後方からのフリーキックで、良い形を作られしまい、縦・横の崩しに対応できず、同点ゴールを許してしまいました。

通常ならば、追いかける側が優位に立ちそうな展開でしたが、
春のシーズンで多くこのような展開を経験していた豊田高専は、
ここで落ち着いて対応することができたため、
後半アディショナルタイムに入った40+1分、5 日置選手7 渡辺選手16 小寺攻樹選手、と細かくつないで、10 加納選手が全力を振り絞って放ったシュートに、さらに途中出場の9 酒井大輝選手が飛び込んで押し込んで、
みたび勝ち越し、長いアディショナルタイムをしのぎきって、勝利することができました。



相手もある中ですので、やむをえないところはありますが、
全国優勝を目指すためには、もう少しクレバーな試合運びが求められると思います。
何はともあれ、まずは1勝、一つの目標としていた準々決勝、vs 近畿大学高専にたどり着くことができました\(^▽^)/


同時刻開催の1回戦B会場第1試合 仙台高専名取 vs 近畿大学高専 の結果は、偵察部隊の江崎先生からすぐに報告がありましたので、
1回戦勝利の余韻に浸ることなく宿舎に戻り、多くの時間を近大高専対策のミーティングに費やしました。

















つづく

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