3年ぶりの優勝です♪ |
こんにちは!
既に皆さん結果はご存じのところですが、 第57回東海地区国立高等専門学校体育大会サッカー競技は、豊田高専の3年ぶりの優勝で幕を閉じました。
豊田高専は、7月6日(土)9:30キックオフのオープニングゲームA1
鳥羽商船高専 vs 豊田高専 が初戦でした。
対鳥羽戦に特化したメンバー編成です。 |
令和最初の大会は、5高専総当たりリーグ戦という新方式となりましたが、
全国大会に進出するには2日で4試合、実質、負けたら後がないため、
トーナメント戦の戦い方と殆ど変わりはありません。
しかし幸い、初戦でやや力の劣る鳥羽と対戦するということで、鳥羽戦に特化したメンバー編成をし、
残りの3試合に主力が全力を注ぐ…というプランのもと、着実に計画を遂行していきます。
開始早々、相手のPKの場面。 自らを窮地に追い込んで、レベルアップを図る高等戦術 |
度々訪れた危ない場面もなんとか乗り切って、0-2で勝利することができました。
中2試合を挟んで、午後からは宿敵沼津との対戦でした。
ここからが本番です。 |
沼津は個々の個人技が高く、自由にドリブルをさせないことが勝敗の鍵を握ります。
この日の第2試合、沼津対岐阜にてじっくり敵情視察し、十分対策を練った上で臨むことができたので、
相手の攻撃を十分に封じ込めて進めることができました。
一方豊田の攻撃も、短い試合時間の中では十分な決定機を作ることができなかったのですが、
後半8分、7 渡辺拓実選手の相手の裏に絶妙に落とす右からのクロスの処理を相手が誤った瞬間を逃さず、
16 小寺攻樹選手が掻っ攫ってさらにゴール正面の絶妙な位置に落として、
このボールの処理をまたしても相手が誤った隙を逃さず10 加納勇次選手が飛び込んで、
決して美しい形ではありませんが、今年の豊田高専らしいゴールを決めました!
その後も一進一退の攻防が続きましたが、先手必勝のこの大会において、
豊田高専守備陣が持ち前の集中力を発揮し、危なげなく勝利することができました。
この日の全5試合を終えて、暫定順位は
2位 豊田 勝ち点6 得失点差+3 総得点3
3位 鈴鹿 勝ち点3 得失点差+1 総得点4
4位 沼津 勝ち点0 得失点差-2 総得点1
5位 鳥羽 勝ち点0 得失点差-5 総得点0
と、豊田も善戦していますが、やはり下馬評通り前年度優勝の岐阜を中心に大会は動いているようです。
翌、7月7日には10:30キックオフのB2 豊田高専 vs 岐阜高専 が行われました。
残りの対戦カードを踏まえると、豊田が前掛かりになり、岐阜がカウンター狙いに徹する
1年前の大会の決勝戦を思わせる試合展開が予想されました。
実際、立ち上がりから豊田が畳み掛けますが、決定的な場面までは作ることができませんでした。
一方の岐阜も、今や王者の風格で、後方からじっくり組み立てる試合展開でしたが、
豊田の守備陣がしっかり対応し、こちらも決定的には攻めきることができませんでした。
そんな一進一退の攻防の中、前半11分、この大会を通じて右サイドに開いて絶妙なコースに放り込む7 渡辺拓実選手のクロスボールが、
今度は直接ゴール中央に通り、そこにしっかり走り込み、さらに、うまい形で合わせた10 加納勇次選手の右足シュートがゴール左隅に突き刺さり、
ついに、豊田高専は優勝への第一歩を歩み始めました。
その後も大きくは試合展開は変わりませんでしたが、
前半18分、展開のため一旦DFラインまで下げられたボールを13 安藤由弥選手が大きくフィードし、
相手守備陣の頭上を越えたところに10 加納勇次選手がしっかり走り込み、
今度は左足でゴール右隅に蹴り込む技ありのゴールで追加点、
2点差とすることができました。
この大一番で、13 安藤選手のCB転向策が大当たりし、
また、春先からの課題であった相手の裏へのボールの蹴り込みとそのボールへの走り込みが実現した瞬間でもありました。
この試合に勝利し、豊田高専は勝ち点9で一歩抜け出しましたが、
豊田の最終戦は、まだ自力での全国出場圏を目指せる難敵鈴鹿との対戦を残しているため、まだ油断ができません。
1試合をはさんでこの日の第4試合、鈴鹿高専対豊田高専は、
全国大会出場権という意味では、
豊田:1点差負け以上で2位以上確定
鈴鹿:2点差勝ち以上で2位以上確定
という微妙な勝敗ラインで始まりました。
なお、状況的には鈴鹿の優勝はほとんど可能性がなく、
豊田は引き分け(PK負け)以上で優勝確定というこちらも豊田が優勢でしたが、
試合はどう転ぶかわかりませんので、みんな緊張して臨みました。
コンディションは気温が上がり、選手の安全策が第一優先でとられ、
前後半ともに飲水タイムをはさむ、実質10分4本の変則的な試合となりました。
この条件では、無理に前がかりに攻め込むのは危険ですので、
豊田としては0-0の引き分け狙いのゲームプランで試合を進めました。
この試合も豊田の策がハマり、カウンターからの決定機が数回訪れましたが、
残念ながら得点することはできませんでした。
2点差勝ち以上を目指す鈴鹿にやや焦りが見られましたが、
それでも積極的な攻撃策には出てこず、
豊田がやや余裕を持つ形でのスコアレスドローとなりました。
これで豊田の優勝は確定でしたが、最後のPK戦も4-5で勝利し、
気分よく全試合を終えることができました。
思い起こせば、2年前は準決勝で鈴鹿に0-0&PK負けを喫して全国大会連続出場を逃していますので、
その時のリベンジも果たせたのではないでしょうか?
恒例の応援合戦は、各チームとも昨年よりもやや盛り下がった感がありましたが、
採点競技として順位をつけるならば、今年は豊田に1位をあげたいと思います。
その後の最終戦B5、岐阜対鳥羽は、結果次第で岐阜または鈴鹿に全国出場権のある2位の可能性がありましたが、前半13分に岐阜が得点を決めたところで大勢は決し、
4-1で勝利した岐阜が2位となりました。
大会全10試合を通しては、この時期にしては涼しい中で行われたことが幸いして、
大半の試合が40分で試合が決着する好ゲームが続きました。
40分で試合を決着することの是非については、今後も答えのない議論が続くかと思いますが、
決められたルールの中で頑張った高専生の皆さんや
この条件でもゲーム性を発揮するサッカーというスポーツの偉大さに
つい、ホロホロしてしまいます。
この場では、笑顔いっぱいの皆さんでしたが、きっと心の中では既に、
全国大会のことに思いを馳せていたのではないでしょうか?
全国大会は、呉高専が開催校となり、
ミツトヨスポーツパーク郷原(呉市総合スポーツセンター)陸上競技場、多目的グラウンド、広島文化学園大学郷原キャンパスが会場となります。
1回戦が8月21日(水)に始まり、3日目のフレンドリーマッチデーを挟んで、
8月25日(日)が決勝戦の予定です。
過去2年間、東海地区代表はすべて1回戦負けでしたので、
豊田高専はノーシードでの出場となります。
ただ、東海地区の第1代表ですので、多少ですが、良い組み合わせ(?)も期待できます。
2年間のブランクが有り、いきなり「打倒・鹿児島!」を掲げるのは憚られますが、
特にこの4月から、苦労して、改善して、結果を残した分、
勢いさえつければ、「今年こそ」可能性が大きいのではないでしょうか?
全国大会までの間に、定期試験もあり、まずはしっかり勉強しなければなりませんが、
その後の、8月8日~9日の高専トレセンで、
岡崎城西さんに胸を借りた上で、優勝目指して頑張りましょう!!
お疲れ様でした♪
と、豊田も善戦していますが、やはり下馬評通り前年度優勝の岐阜を中心に大会は動いているようです。
一旦締めて、明日に備えます。 |
翌、7月7日には10:30キックオフのB2 豊田高専 vs 岐阜高専 が行われました。
応援団も気合を入れ直します! |
残りの対戦カードを踏まえると、豊田が前掛かりになり、岐阜がカウンター狙いに徹する
1年前の大会の決勝戦を思わせる試合展開が予想されました。
実際、立ち上がりから豊田が畳み掛けますが、決定的な場面までは作ることができませんでした。
一方の岐阜も、今や王者の風格で、後方からじっくり組み立てる試合展開でしたが、
豊田の守備陣がしっかり対応し、こちらも決定的には攻めきることができませんでした。
そんな一進一退の攻防の中、前半11分、この大会を通じて右サイドに開いて絶妙なコースに放り込む7 渡辺拓実選手のクロスボールが、
今度は直接ゴール中央に通り、そこにしっかり走り込み、さらに、うまい形で合わせた10 加納勇次選手の右足シュートがゴール左隅に突き刺さり、
ついに、豊田高専は優勝への第一歩を歩み始めました。
その後も大きくは試合展開は変わりませんでしたが、
前半18分、展開のため一旦DFラインまで下げられたボールを13 安藤由弥選手が大きくフィードし、
相手守備陣の頭上を越えたところに10 加納勇次選手がしっかり走り込み、
今度は左足でゴール右隅に蹴り込む技ありのゴールで追加点、
2点差とすることができました。
この大一番で、13 安藤選手のCB転向策が大当たりし、
また、春先からの課題であった相手の裏へのボールの蹴り込みとそのボールへの走り込みが実現した瞬間でもありました。
この試合に勝利し、豊田高専は勝ち点9で一歩抜け出しましたが、
豊田の最終戦は、まだ自力での全国出場圏を目指せる難敵鈴鹿との対戦を残しているため、まだ油断ができません。
あと1試合、引き分け(PK負け)以上で優勝確定です。 |
1試合をはさんでこの日の第4試合、鈴鹿高専対豊田高専は、
全国大会出場権という意味では、
豊田:1点差負け以上で2位以上確定
鈴鹿:2点差勝ち以上で2位以上確定
という微妙な勝敗ラインで始まりました。
なお、状況的には鈴鹿の優勝はほとんど可能性がなく、
豊田は引き分け(PK負け)以上で優勝確定というこちらも豊田が優勢でしたが、
試合はどう転ぶかわかりませんので、みんな緊張して臨みました。
コンディションは気温が上がり、選手の安全策が第一優先でとられ、
前後半ともに飲水タイムをはさむ、実質10分4本の変則的な試合となりました。
この条件では、無理に前がかりに攻め込むのは危険ですので、
豊田としては0-0の引き分け狙いのゲームプランで試合を進めました。
この試合も豊田の策がハマり、カウンターからの決定機が数回訪れましたが、
残念ながら得点することはできませんでした。
2点差勝ち以上を目指す鈴鹿にやや焦りが見られましたが、
それでも積極的な攻撃策には出てこず、
豊田がやや余裕を持つ形でのスコアレスドローとなりました。
これで豊田の優勝は確定でしたが、最後のPK戦も4-5で勝利し、
気分よく全試合を終えることができました。
思い起こせば、2年前は準決勝で鈴鹿に0-0&PK負けを喫して全国大会連続出場を逃していますので、
その時のリベンジも果たせたのではないでしょうか?
オメデトウゴザイマス! |
恒例の応援合戦は、各チームとも昨年よりもやや盛り下がった感がありましたが、
採点競技として順位をつけるならば、今年は豊田に1位をあげたいと思います。
その後の最終戦B5、岐阜対鳥羽は、結果次第で岐阜または鈴鹿に全国出場権のある2位の可能性がありましたが、前半13分に岐阜が得点を決めたところで大勢は決し、
4-1で勝利した岐阜が2位となりました。
大会全10試合を通しては、この時期にしては涼しい中で行われたことが幸いして、
大半の試合が40分で試合が決着する好ゲームが続きました。
40分で試合を決着することの是非については、今後も答えのない議論が続くかと思いますが、
決められたルールの中で頑張った高専生の皆さんや
この条件でもゲーム性を発揮するサッカーというスポーツの偉大さに
つい、ホロホロしてしまいます。
閉会式の様子 |
この場では、笑顔いっぱいの皆さんでしたが、きっと心の中では既に、
全国大会のことに思いを馳せていたのではないでしょうか?
4,5年生 |
3年生 |
2年生 |
1年生…はカップなし? |
全国大会は、呉高専が開催校となり、
ミツトヨスポーツパーク郷原(呉市総合スポーツセンター)陸上競技場、多目的グラウンド、広島文化学園大学郷原キャンパスが会場となります。
1回戦が8月21日(水)に始まり、3日目のフレンドリーマッチデーを挟んで、
8月25日(日)が決勝戦の予定です。
過去2年間、東海地区代表はすべて1回戦負けでしたので、
豊田高専はノーシードでの出場となります。
ただ、東海地区の第1代表ですので、多少ですが、良い組み合わせ(?)も期待できます。
2年間のブランクが有り、いきなり「打倒・鹿児島!」を掲げるのは憚られますが、
特にこの4月から、苦労して、改善して、結果を残した分、
勢いさえつければ、「今年こそ」可能性が大きいのではないでしょうか?
全国大会までの間に、定期試験もあり、まずはしっかり勉強しなければなりませんが、
その後の、8月8日~9日の高専トレセンで、
岡崎城西さんに胸を借りた上で、優勝目指して頑張りましょう!!
お疲れ様でした♪
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