今年は10月に入ってからも穏やかな気候続きで、
時折(週末ごと?)に降る雨の日を除くと気温もかなり高めのようです。
それでも、毎日の朝晩と昼間の気温差は大きいようですので、
体調管理には気をつけましょう。
さて、先日の練習終わりのミーティングで江崎監督がオシム語録の「水を運ぶ」というお話をしてくださりました。
基本的には「スポーツマンのこころ」で学んだこと(※忘れてしまった人は要復習!)
で、サッカーというスポーツを通して、
①自分のため
②仲間のため
③ゲームのため
頑張る意識や習慣を身に付けているか?の確認になりますが、
監督やコーチの度々のお叱りを目の当たりにするごとに、まだまだだなっと感じてしまいます(´・ω・`)。
「水を運ぶ」についていろいろ調べてみたところ、原典はセルビアのことわざとのことでしたが、
ソース元までたどり着けませんでしたので、ひょっとしたらオシムさんの独特の言い回しの一つということかもしれません。
ネットで拾える限りでは、「誰が牧草を刈り、誰が水を運ぶか知るべきだ」が一番もとの表現に近いと思われます。
日本のことわざで言えば、「縁の下の力持ち」ということですね。
これは、水を得ることが貴重な地域で生まれた言葉で、中国原典では「水を飲みて源を思え」とか「水を飲んで井戸を掘った人を忘れず」という同義のことわざもあるようです。
これらに対して日本には、「川に水を運ぶ」ということわざがあります。水が豊富で、水道水がただで飲める私たちにとってはピンとこない表現なのかもしれません。
オシムさんの言わんとする事を差し置いて「僕は水を飲むほうなんで」と茶化す選手がいることには少し寂しさを感じます。
オシムさんや江崎監督が言わんとするのは、試合中の大事なところで頑張る=水を運ぶということです。この場面では係や当番が決まっているわけではありません。もちろん、じゃんけんをしている間もありません!!!
苦しいときに、誰とはなく、瞬間的に、無意識に、「みんなのために」頑張れるか…。
部活でいえば、みんなが飲む水を1年生やけが人が準備するのに、まさに「水を運」んでもらっています。
水くみが好きな人はいないと思います。いやな役割を相手に押し付けたい気持ちも分かります。しかし、
いやなことを率先してやり、水を飲む人はそれに感謝する
あたりまえのことがあたりまえにできるようになってはじめて、チーム力が向上するようです。
約一ヶ月後にサッカー部は、中間試験期間&高校生大会という難しい状態に置かれます。
学業成績を落とさず、試合でも結果を残せるよう、チーム一丸となって是非、水を運んでください。
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