2017年8月30日水曜日

東京遠征&全国大会2017報告

こんにちは!

8月も終わりが近づいていますが、連日暑い日々が続いています。
熱中症事故
のニュースも連日流されている中ですので、皆さんもくれぐれもご注意ください。

豊田高専サッカー部の夏休み中の合宿企画の第1弾として、
8月25日~26日の1泊2日で、全国大会開催中の駒沢オリンピック公園総合運動場に出かけてきましたので、ご報告いたします。

遠征の概要につきましては、先日の記事でも触れましたが、

1日目:全国大会フレンドリーマッチ参加
2日目:準決勝観戦

と短期間でやや遠方まで出かけて、ハードに予定を消化して、
無事、豊田に戻ってきました。

この遠征に意義を十分理解しているか?

フレンドリーマッチでは、全国大会の開催校でもある都立産業技術高専荒川キャンパス
豊田高専同様、全国大会には不出場ながら、このフレンドリーマッチに参加している明石高専と対戦しました。

また、試合会場は、全国大会でも利用された駒沢オリンピック公園補助競技場で、
全国大会の雰囲気も味わうことが出来ました。

少数精鋭16名での遠征でした。
豊田高専は、コンディショニングにはやや苦しみましたが、
全国の強豪とそん色ない力を発揮することができ、
豊田高専 3-0 産技高専荒川
豊田高専 4-1 明石高専
と、内容・結果ともに十分な成果をあげることが出来ました。

産技荒川との対戦


明石高専との対戦




















ミーティングの様子

翌日は、第52回全国高等専門学校体育大会 兼 第50回全国高等専門学校サッカー選手権の準決勝第1試合 近畿大学高専 vs 都城高専 を観戦しました。

吸収できるものは全て吸収して持ち帰ります。

この試合の見所は、
全国ナンバー1ながら、普段から手合わせしていただいている近大高専に対して、
1回戦で鈴鹿高専を3-0で破っている都城高専がどのように挑むのか
という観点でしたが、
80分で着実に得点を重ねていく近大高専に対して、
決定機を確実には決めきれない都城高専という図式で試合は進みました。
後半13分には、1点差の2-1まで迫ったのですが、
最終的には4-1のスコアで、近大高専の完勝でした。

昼食の関係で、豊田高専の多くの選手は、第2試合 宇部高専 vs 鹿児島高専 は観戦しなかったようです。せっかくの機会なのにちょっと残念!

こちらも見るべきものが多い試合でした。

鹿児島高専の試合運びも近大高専と同様、80分で着実に点を取っていくというものでしたが、
近大と比較して、序盤から積極的に決着をつけにいく印象があり、
前半11分、前半20分、前半31分と一気に得点を重ね、
結果的には第1試合と同じ1-4のスコアながら、
危なげのない試合運びでは、鹿児島のほうが上でした。

新生豊田高専サッカー部…となれるか?

この遠征を一区切りとして、本格的に新チームでの活動が始まります。
来年は、ゼロからの出発となりますが、よい成績が残せるように1年間頑張っていきますので、
ご支援のほど、よろしくお願いします。



おまけ
少し時をさかのぼって…バスのお見送り
江崎監督の密命を受け、ワタクシはもう1泊延泊して、第52回全国高等専門学校体育大会 兼 第50回全国高等専門学校サッカー選手権の決勝戦 近畿大学高専 vs 鹿児島高専 を観戦してきました!!!

高専サッカーの頂上決戦!!!

下馬評では、近大高専有利という見方が大半でしたが、
前半3分、鹿児島19 牧瀬選手が意表をつくロングシュートを放ち先制すると、
前半6分には、近大14 助野選手が右からのクロスに合わせて1-1の同点、
前半28分には、鹿児島10 浅谷選手がオフサイドラインぎりぎりで飛び込み1-2とリードし、前半終了。
後半に入っても、9分に近大5 井原選手が決めて再度2-2の同点…
と、シーソーゲームの見ごたえのある試合となりましたが、
ほんの僅かずつですが、鹿児島が優位に試合を運び続けました。

その後は、鹿児島の右サイドからの攻撃に、近大守備陣が堪えきれなくなり、
後半12分、鹿児島9 南橋選手が突破して三度勝ち越して2-3とし、
後半34分、途中出場の鹿児島17 松薗選手が相手のミスを逃さず決め切って2-4としたところで勝負あり、
後半37分には、鹿児島10 浅谷選手がこの日2点目を決めてダメ押し、2-5で試合終了となりました。

Jリーグも行われる駒沢陸上での試合でした。
2年前の全国大会では「全国3位」となり、もう少しで全国大会優勝までたどり着ける確かな手ごたえがありましたが、
現実的にはそれからの2年間で、鹿児島近大には、大きく差をつけられてしまったようで、
豊田高専はそのことに対して真剣に向き合わなければならないときがやってきました。

優勝に歓喜する鹿児島の選手たち
今大会新設の優勝旗も贈呈されました。
江崎監督曰く、「これまでは近大の真似事、鹿児島の真似事をすることで力をつけることができたが、これからは豊田高専独自のプロセスで上を目指さなければならない」とのことです。
過去7年間、遠征は原則部員全員参加でしたが、今後は地区大会、全国大会も含めて、やる気のある者限定で、活動の質を上げていくのもその一つのようです。

道は明らかに困難ですが、是非乗り切ってほしいものです。

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