2016年9月14日水曜日

全国大会2016報告 その他

ふたたび、こんにちは!

先ほどの記事で、第51回全国高等専門学校体育大会サッカー競技 兼 第49回全国高等専門学校サッカー選手権大会での豊田高専の戦いぶりはご報告いたしましたが、
来年度に向けての備忘録的に、その他のことも記しておきます。

残念ながら1回戦で敗退してしまった豊田高専でしたが、

1回戦(または2回戦)で敗退した場合の全国大会の遠征計画としては、
0日目 開会式等
1日目 1回戦
2日目 2回戦(もしくは観戦・観光、または、フレンドリーマッチ)
3日目 フレンドリーマッチデー、その後可能な限り最短で帰還
のように、
負けてしまっても3日目までは開催地に残ることとしています。
負けた瞬間から皆さんとともに涙する間もなく、
旅行会社等々にキャンセルの電話をしまくるのがワタクシの仕事となっています('・c_・` ;) 

しかし、今年は台風9号接近の情報が飛び込んできました!
強行的にフレンドリーマッチに参加することも可能でしたが、旅行会社さんのアドバイスに従い、
2日目の日中には豊田に帰還することを決断しました。
選手の皆さんにとっては少し物足りない遠征だったかと思います。
また、関係の皆様には度々の変更連絡でご迷惑をおかけしました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

帰路の途中、沼津港に寄りました
御殿場プレミアム・アウトレット
大会の合間に観光するのも「プロ遠征者」のコツ!?

遠征前に徴収した部費のうち、宿泊実費相当分につきましては、
宿泊日数、ホテルのグレード等々に応じて、キャンセル分のキャッシュバックがありますので、
(女子マネージャーさん達には逆に未払い分を請求します)
金額が確定し次第すぐに連絡します。

さて、大会2日目、豊田高専が既に帰り支度を始めている中、
準々決勝のうち、もっとも注目が集まるA1会場第1試合、鹿児島 vs 松江は、
江崎監督に観戦してきていただきました。

両チームともオープンスペースを使いつつ、しっかり、かつ、速く、ボールをつないで度々ゴール前でチャンスを作ります。
前半5分、鹿児島の左コーナーキックの場面で、ヘディングで折り返したボールを松江GKが処理しきれず、結果的にシュートとなりゴールイン、鹿児島がリードする形で試合が進みました。
前半は回数でいえば、松江のほうが良い形の攻撃を作りましたが、
鹿児島守備陣もしっかり対応しており、1-0のまま折り返しました。

後半の立ち上がりがこの試合の勝負を決めると思われましたが、
後半11分、やや疲れが見え始めた松江守備陣を右サイドから中央まで、ショートパス&ドリブルで崩し、鹿児島が追加点を決め、試合の大勢が決まりました。
その後も徐々に鹿児島の勝利が近づきつつありましたが、松江も粘りを見せ、
後半27分、左サイドのドリブル突破からのアーリークロスに頭で合わせて2-1の1点差まで迫りました。

両チームとも何度も決定機を作る好ゲームでしたが、総合力で勝る鹿児島の勝利で試合終了となりました。

豊田・江崎監督と鈴鹿・寺尾コーチのダブル解説が聞けます♪

なお、豊田とは反対側のブロックから勝ち上がった開催校の沼津は、
この日も前年度3位の福島に勝利し、
準決勝にコマを進めましたが、残念ながら準決勝で鹿児島に0-2で敗れ、
第3位(フェアプレー賞も受賞!)となりました(゚∀゚ノノ”

沼津高専サッカー部ブログの記事はこちら

そして豊田では新チームが活動開始した8月24日、
ワタクシは決勝戦の観戦に行ってきました。

会場は愛鷹広域公園多目的競技場で、定刻の10:00ちょうどにキックオフ、
決勝での対戦は6度目の鹿児島高専近畿大学高専の試合が始まりました。

高専チームとしては力が抜き出ている両チームの対戦で、
体力・技術・戦術、そして、応援と、素晴らしい試合を見せてくれました。
立ち上がりから、対比してやや力が上回る近大が優位に試合を進め、
前半6分には、近大が自陣で奪ったボールをロングで蹴りだしたところ、
鹿児島のクリアがショートとなったボールをいい位置で奪い、
スピードのある飛び出し&絶妙なスルーパス、
そして、きっちりとコースを狙ったシュートで決め切り近大が先制しました。

その後も前半23分には、
近大の左コーナーキックが鹿児島のGKが飛び出せない位置に蹴り込まれ、
打点の高いヘディングシュートを決め切って2点差とする等、
徐々に前年度王者の鹿児島を追い込んでいきました。

一時は1点差に迫るで、見ている者を存分に楽しませてくれましたが、
最終的には2-4で近大の完勝でした。

正直なところ、近大鹿児島ともに体力・技術で豊田を上回っていますが、
ボールを奪った後のリアクションにまだ甘さがあり、
せっかく奪ったボールを取り返される場面が目立ちました。
これは、江崎監督が豊田の選手にかなりしつこく注意なさっていることで、
この欠点を近大鹿児島よりも先に改善できれば、
豊田高専の全国大会初優勝も見えてくるのではないでしょうか…?

高専サッカーの最高峰



近畿大学高専の2年ぶり7度目の優勝で幕を閉じたこの大会…
皆さんは何をどう感じましたか…?
目標を達成するための準備に怠りはありませんか?


来年は豊田高専がこのように写真を撮りたいですね!!!


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