2015年11月4日水曜日

はじめてのラグビー④

こんにちは!

時系列的には、高校生大会開幕と前後しますが、

ラグビーワールドカップ2015は日本時間の11月1日(イングランド現地時間16:00キックオフ)、

ニュージーランドオーストラリアの決勝戦が行われ、

ニュージーランドが勝利し、3大会連続4回目の優勝を決めました!!


先制点は、前半8分(ラグビーのスコアもサッカーと同様の切り上げ表示のようですね)、

左サイドにてファウルでペナルティーキックを得たニュージーランドでしたが、

10 D.カーター選手がきっちり決めてゴールキック、まずは3点リードしました。

続く前半14分には、今度はオーストラリアの10 B.フォーリ選手がペナルティーゴールを決めて、

3-3の同点。序盤は、トライまで持ち込めず、ゴールキックで得点を稼ぐ展開となりました。


初トライは、前半39分、

ここまで9-3とニュージーランドが計3回のペナルティーキックからのゴールでリードしていましたが、

中央付近のラックから右サイドを展開し、最後は、14 N.ミルナースカッダー選手がトライ!

5点追加して14-3、アディショナルタイムの41分(サッカー式ですと40+1分)の

10 D.カーター選手のコンバージョンゴールも決まって2点追加、16-3で前半を折り返しました。


後半開始早々の2分、ニュージーランドはラックから右サイドへの展開時に、

12 M.ノヌー選手が、逆へ切り返して中央突破、

最後は相手バックス陣のタックルを左サイドへかわしてトライ、

ニュージーランド12 M.ノヌー選手のトライ。
ポジション名、ポジションと背番号との対応はマスターしましたか?
しかし、コンバージョンキックがゴールならずで、21-3となりました。


一方のオーストラリアも負けておらず、

後半12分にニュージーランド15 B.スミス選手が悪質なファウルを犯し、イエローカードでシンビン(10分間の退出処置)、
ここでは、ゴールキックではなくトライを狙いに行き、直後の後半13分には、

ラインアウトからのモールで持ち込み、最後は8 D.ポーコックがトライ、

10 B.フォーリ選手のコンバージョンゴールも決まって、21-10と得点差を一気に縮めました。

更に、後半24分には、

オーストラリア9 W.ゲニア選手の相手裏へのパントキックが右サイドを転々とし、

オフサイドラインギリギリから抜け出した14 A.アシュリー=クーパー選手が上手く拾って、

最後は13 T.クリンドラニ選手がゴールライン中央まで持ち込んでトライ!!

もうお馴染みとなった10 B.フォーリ選手のコンバージョンゴールも易々と決まって、

21-17…あと1トライで逆転!というところまで追い上げました。


しかし、勝負を決したのは、後半30分、ニュージーランドの攻撃において、

ラックから展開されたボールを受けた、こちらももうお馴染みの10 D.カーター選手が、

ここぞの一発「ドロップキック」を選択、ゴールまで40mという距離をものともせず、

美しい放物線を描いたボールは、ゴールポストの間を通過しゴールキック成功!

24-17とトライされても逆転されない点差まで引き離しました。


この後、試合の終盤に差し掛かってからは、ニュージーランドは守備固めを、

オーストラリアは状況打開を図りますが、試合の大勢は変わらず、

後半35分には10 D.カーター選手のペナルティーゴールが、

後半39分にはB.バリット選手のトライ、

そして締めには、後半40分に10 D.カーター選手のコンバージョンゴールも決まって、

結果は、34-17でニュージーランドの完勝でした。

ハイライト映像はコチラ


オーストラリアびいきのワタクシは、当然オーストラリアを応援していたのですが、

絶対王者のニュージーランドを相手に、1トライ以内の差まで追い詰めた瞬間はかなり興奮しました。

しかし、その後にニュージーランドが慌てることなく、

ドロップゴールトライを重ねて勝利したところを見ると、

ラグビーという競技における格下が格上を倒す難しさを痛感しました。

そういう意味では、予選での日本代表の活躍ぶりは決してまぐれではなく、

れっきとした実力と言えるでしょう。


さて、今回の豆知識(実は上の戦評にも新しいことは散りばめられていますので、わからないことは自習しておいて下さいね)は、

ラグビー各チームのニックネーム(愛称)です。

チームのニックネームについては、ラグビーが有名で、各国の代表から町のクラブチームまで、

それぞれ愛着をもって付けられています。

…と思って、いろいろ調べてみましたが、我らがサッカーを含めて他の競技にも

正式/非公認のニックネームはありますね。名古屋グランパスしかり、中日ドラゴンズしかり…



さて、ラグビーに話を戻して、最もメジャーなニックネームは、

絶対王者ニュージーランド代表の「オールブラックス」。色として黒の選択はその強さを表すには良いですが、

我々サッカー界(国内アマチュア)では、規定で黒のユニフォームは審判とかぶるためNGです。

開催国イングランドは…少し調べると「愛称なし」と書いてあり、つまづきそうになりましたが、

イングランドA代表は、サクソンズだそうです。


では、我らが日本代表はのジャージにちなんで、

チェリーブロッサムズ または ブレイブブロッサムズだそうですが、

なんとなくサッカー日本代表のように、監督(=ヘッドコーチ、HC)の名前をとって、

エディージャパンが定着しそうです(※エディーHCは本大会後の退任が決まっています)


最後に、ワールドカップ準優勝のオーストラリア代表は、ワラビーズです。

なぜカンガルーでなくワラビーなのかは、次のネタのためにとっておきます。

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