今回も東明有美さんの著書「"なでしこ"から学ぶ最強のフォロワーシップ」の紹介です。
第4章1節目「失敗からも成功からも学べるか」から…
「失敗から学べ」とは、自己啓発の常套句である。(中略)ただ、このとき彼女たちは、失敗から学ぶだけでなく、成功からも学ぼうとしている。(中略)私の経験では、どちらかに特化している人が多いように思える。失敗は糧にしようとするが、成功にはアグラをかく人。あるいは、成功体験を美化、増幅するが、失敗はなかったことのように目をつぶる人。こと結果への反省という点においては、バランスの悪い人が目立つ。(後略)
皆さんはどうでしょう?
以前紹介した第5章2節目「自分の得意と苦手がわかっているか」に通じるものがありますが、
東明さんが仰るとおり、特に「結果」に関しては、「失敗」に目がいきがちのようです。
サッカー部のミーティングでも概ねそうではないでしょうか?
「成功から学ぶ」ということに関しては、
- 勝ち試合だったので、(内容が悪くても)まーいいや
- 負け試合だったので、いいところなんて無かった
といった風に、なんとなくすまされていってしまいがちです。
勝ち試合では、反省点が少ないのは確かです。
しかし、勝ち試合でもなぜ勝てたのかの整理と悪かった点の修正は必要ですし、負け試合でも、悪い反省材料ばかりでなく、(たとえひとつでも)良かった点を挙げることに意味があるということのようです。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし(野村克也談 ※松浦静山の剣術書『剣談』からの引用)
とはいいますが、どちらかに特化するのではなく、バランスよく反省し、次へ活かしていきましょう!!
それにしても「勝ちに不思議の…」とは超ネガティブな発想ですね。
まだまだ紹介したい内容が盛り沢山ですが、定期的な書き込みは今回で一区切りとします。
※部内トラブルの解決策の提案としては、不定期にまた書きたいと思います。
続きは、是非、本を読んでください。
サッカー部では、江崎監督とツヅキがそれぞれ所有していますので、興味がある方にはお貸しできますよ♪
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