2015年7月8日水曜日

高専大会5連覇達成!!!

3日間のサッカー漬け…やりきりました!


こんにちは!
既に皆さん結果はご存じのところですが、 第53回東海地区国立高等専門学校体育大会サッカー競技は、豊田高専の5年連続優勝で幕を閉じました。

豊田高専は、7月4日(土)11:00キックオフの準決勝B1
豊田高専 vs 沼津高専 が初戦でした。


やはり緊張しているようです。

負けたら後がないトーナメント戦の初戦で、強豪沼津と対戦するということで、

豊田の選手たちは、しっかり対策を練ってきて気合が入っているのと同時に、緊張の色は隠せない様子でした。


試合の立ち上がりから、両チームそれぞれ自分たちのサッカーを見せますが、決め手には欠けました。

先に流れを掴んだのは沼津で、前半10分頃、右サイドのフリーキックから始まって、3連続のコーナーキックの猛攻を受けますが、ここは何とか凌ぎ切りました。

しかし、その後は一進一退で、豊田は危険地帯に相手を入り込ませないように長いボールを多く使い、沼津はそのブロックの隙を突いてドリブルやショートパスで入り込むのを狙いますが、互いにゴールを奪えませんでした。

豊田のチャンスは、前半25分、この試合初となるコーナーキックを得ると、9 中安理選手のキックが混戦となり、最後は8 渋谷圭一朗選手が押し込んでようやく先制点をあげることができました。

この流れで畳み掛けて、

続く前半27分には、このところ得意としている前線からのプレッシャーがハマり、

相手の苦し紛れのクリアボールを拾った3 畑音以人選手の左からのアーリークロスに、

10 丸山 翔也選手がゴール前で競り勝ち、

最後は15 河田 一輝選手が無人のゴールに押し込んで追加点、

試合を優位に進めることができました。


後半に入っても、試合の流れを変えるべく動いてくる沼津に対して、

豊田は、いつも通りの落ち着いたゲーム運びを続けました。一方、豊田が中盤で得たフリーキックを即、得点機会にしてしまう展開に、相手は戸惑いを見せているようで、

後半7分には、相手の個人技にDFが対応できず失点したものの、沼津はその攻撃のリズムを続けることができず、

その後は、互いに決定機のないままズルズルと時間が過ぎていき、

2-1で勝利を収め、(おそらく)全国大会一番乗りを決めることができました。

応援団に御礼のご挨拶!



翌、7月5日は11:00キックオフの決勝戦C2 鈴鹿高専 vs 豊田高専が行われました。

既に全国行きを決めている両チームの対戦でしたが、

豊田高専は5連覇を果たすべく、万全の体制で臨みます。


前日沼津との激闘があったものの60分ゲームだったため比較的余力を残しており、

前日とほぼ同じメンバーが先発し、

ルーキー17 渡辺拓実選手を思い切って先発で使い、

さらに、エース12 大川拓巳選手を温存する形となりました。

5連覇目指して、気合入ってます

一方、対戦相手の鈴鹿は、前日は2試合120分&PK戦を闘いぬいた上での、

決勝&全国進出でしたので、疲労感が見えるとともに、

豊田の5連覇を目指す気迫に押されているような雰囲気でした。


恒例の応援合戦は、総部員数60名を誇る鈴鹿の大応援団に対して、

豊田は、応援団長小田望選手以下若干名(3名?)に加えて、

ミスター豊田高専の小木さん、そして、

駆けつけてくれたOBの皆さんが鈴鹿に負けない声援を送っていました。


さて、本題の試合ですが、

豊田は、いつもどおり、まず失点しない守備をし、そして、淡々とした流れから隙を見て一気に畳み掛ける作戦で臨みます。

それに対して、前日の疲れが残る鈴鹿は、豊田の固い守りをなかなか崩すことができず、あっという間に試合時間が経過していきます。

豊田のゲームプランとしては、立ち上がりの時間帯に、走力のある17 渡辺拓実選手が相手を疲弊させるべく走りまくり、相手が疲れきったところで、エース12 大川拓巳選手を投入するというものでした。

渡辺選手は、何度かあった好機では決めきれず、また、チーム内の連携でもかみ合わない場面もありましたが、自分の役割はしっかり理解し、十分に走りきって、前半18分に12 大川拓巳選手と交代し、先輩達に後を託しました。


その後、前半は0-0で折り返し、いよいよ勝負の後半は、

19分、それまでは、「ゆっくり、ゆっくり」と声をかけ続けていた江崎監督が突然、GK1 山下史登選手に「クイックだ!やれ!」の怒号を浴びせました。

決して数的優位な場面ではありませんでしたので、山下選手も一瞬戸惑いを見せましたが、

監督命令を信じてパントキックでロングボールを入れると、10 丸山翔也選手のヘディング、9 中安理選手の足技で、先日の練習後に見えたきれいな虹のようにスルーパスがつながり(川平慈英風)、

差替えました。小木さんのFacebookの画像はこちら

最後は、12 大川拓巳選手が得意の左足で蹴り込んで、ついには先制!

5連覇へ向けての階段を昇り始めました。

大川選手は、続く後半24分、26分にも、同じような形で持ち込み、やはり同じように左足で蹴り込んでハットトリック達成。

後半30分には、PKを献上してしまい、1失点を喫しますが、直後のアディショナルタイム後半30+1分には、9 中安理選手が1点を取り返して、合計1-4で、豊田高専の勝利、5連覇達成となりました。



試合終了!まずは、無事に終わって何よりです。

大会優秀選手には、キャプテン4 筒井伸選手、両試合のMVP的活躍を見せた10 丸山翔也選手、決勝戦でハットトリックを決めた12 大川拓巳選手、要所要所で厳しい攻撃をみせる9 中安理選手、そして、我らが守護神1 山下史登選手が選出されましたが、

試合の中では、安定した力で縁の下的な活躍を見せた、5 近藤功基選手6 福井脩斗選手7 三輪徹選手のトリオとその3人に応える形で頑張りを見せた8 渋谷圭一朗選手も評価したいと思います。

また、3年生3 畑音以人選手、2年生15 河田一輝選手、1年生17 渡辺拓実選手は、順調な成長を見せています。既にチームの中心選手である畑選手はもとより、実力的にはまだまだこれからの河田選手、渡辺選手が大会を通して経験を積むことができたことから、このチームの明るい将来を垣間見ることができました。

そして、交代要員の中では、セオリーの時間稼ぎや守備固めという難しい目的で途中出場した16 杉浦丸太選手はもとより、1日1試合60分ゲームの2日間の日程では、出場の機会がなかった選手達も万が一に備えて準備を怠っていませんでした。

全国大会に向けては、リザーブメンバーだけでなく、現在はサポート・応援組にまわっているメンバーが、スタメン組を脅かす存在になって、チーム力の底上げをしてほしいものです。

閉会式

ワタクシは、大会を通じて、放送音響を任されました。

いつも担当している港サッカー場や猿投陸上と異なり、あらゆる面で工夫が必要でしたが、

こちらの要望通りの運営を許可してくださった施設の皆様、

そして、こちらの提案通り計画を実行してくださった豊田高専教職員の皆様、さらには、こちらの指示通り協力してくださったサッカー部の皆さんのお力添えで、

選手の皆さんの心に響く運営ができたと自負しています。


至らない点がありましたら、今後(5年後?)に繋げたいと思いますので、お知らせ下さい。



前日練習中

影で采配をふるう小林選手の影で采配をふるう岡山マネ

お洗濯中。ぐったりしています。

応援団長小田選手を激励するキャプテン筒井選手

いよいよ、開会式

選手宣誓。豊田高専主将筒井伸!

ウォーミングアップ中。ここでも小林選手がサポートします

沼津の猛攻中

勝てて良かったです(涙)

控えテント。OB林さん、松本さんも激励に駆けつけてくれました

前キャプテン河合さん。お仕事帰りでしょうか?

2日目は雨もすこし弱まりました。

AIFAの審判研修の一環で、主審・増田先生の
指導を受ける喜田くん、髙岡くん、深谷さん

雨の為、マイクスタンドは使えず…
閉会式にもトラブルはつきもの

大会後、続けて大学リーグの試合がありました。
ターンオーバー制ができるのも豊田の強み

審判対応担当、喜田選手

各自、課題を持って臨めましたか?

今度はAチームメンバーがサポートに回ります。

マネちゃんたちも頑張りました。

大学リーグ4th担当、松原選手

90分やりきった顔をしています

Aチーム選手は、まだまだできるでしょ?

SFC梅坪台と練習試合。20 髙木麻央選手のデビュー戦です♪

そろそろ帰り支度をしましょうか♪

経緯がイマイチわかりませんが、だるまの開眼式

今日くらいは変顔も可とします

一人ひとりの思いが詰まった優勝カップ

存分に優勝をかみしめています。

何故か1年生&コーチで記念撮影

5年生&留学帰り。仲の良さでは歴代随一


お疲れ様でした♪

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