週末は一時的に暖かくなるというお天気予報を見ましたが、その前に今夜から明日の寒さが厳し過ぎで困りますね…
前回のPart1にノロウイルスの特徴・症状について書きましたが、浜松市の食中毒はさらに広がり、昨日(2014/1/20)には15の小学校、2つの幼稚園が学校閉鎖となり、症状が出た児童は1100人になったそうです。怖いですね…
さて今回は、感染経路、予防と対策について。
まずは、感染経路ですが、
ノロウイルスの場合ほとんどが経口感染(口から体内へ入る)と言われています。
①ヒトからヒトへの感染
・ノロウイルスに感染している人のウイルスが大量に含まれる便や嘔吐物の
不適切な処理、不十分な手洗いなどにより残ったウイルスが口に入って感染する場合
・家庭や共同生活施設など、人同士が接触する機会の多いところで、
床などに残った嘔吐物のウイルスが乾燥して埃などと一緒に舞い上がって
口の中に入ったり飛沫感染等する場合
②ヒトから食品を介しての感染
ノロウイルスに感染している人が、十分な手洗いを行わずに
ウイルスが付いた手で調理や盛り付けをしたために、食品が汚染されて
その食品を食べて感染する場合
③食品からヒトへの感染
ノロウイルスに汚染されていた二枚貝(カキやシジミ、ハマグリ等)を、
生や十分に加熱せず食 べて感染する場合
続いて、予防と対策です。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の多くは、手についたウイルスが
口から体内に入って感染します。
帰宅時、トイレの後、食事の前、調理の前等、始めに流水でよく流し、
石鹸をしっかりと泡立てて、手首から指先まで丁寧に擦り洗いし、
再び流水できっちりとすすぎ、ウイルスを物理的に洗い流しましょう。
冷水より温水の方が、汚れがよく落ちます。この季節は冷たいお水だと
すぐに終わりたくなってしまうので、尚更お湯を使ったほうが良さそうですね。
また、ノロウイルスはとても小さいので、手のひらのしわに入り込みます。
特に指先、爪の間、指の間、親指の周り、手首及び手のしわの部分は
汚れが残りやすいので、しっかり洗浄しましょう。
二度洗いするとより効果的です。
徹底した手洗いを心がけましょう!!!
②うがいも忘れずに!!
冬場は空気が乾燥します。空気が乾燥するとウイルスが増殖しやすく、
ウイルス中の水分も蒸発して軽くなり空気中に漂いやすくなります。
空気と一緒に口や鼻から吸い込まれたウイルスは湿度の高い口腔や鼻の粘膜等に
付着します。
この季節は肌が乾燥するのと同じように粘膜も痛みやすくなっているので、
ウイルスに感染しやすくなります。
のどの乾燥を防ぐことも出来るので、まず水を含んで口の中をクチュクチュと
すすぎ吐き出し、次にもう一度水を口に含んでから上を向き、
のどの奥でしっかりと20秒以上を目安にうがいをしましょう。
手洗いと同時にうがいも必ず行いましょう!!
③マスクの着用!!
ノロウイルスはとても小さいのでマスクのメッシュを透過してしまう可能性は
ありますが、少しでも体内に取り込まない為の予防策として、
また湿気を保ち乾燥を防ぐので、マスク着用は有効な方法だと考えられています。
ありますが、少しでも体内に取り込まない為の予防策として、
また湿気を保ち乾燥を防ぐので、マスク着用は有効な方法だと考えられています。
自分のサイズにあったものを使いましょう。
せっかくマスクをしていても、息苦しいのか鼻の下に下げている方を
街中などで時々見かけます。マスクをしている意味がなくなるので
きちんと着けてくださいね。
街中などで時々見かけます。マスクをしている意味がなくなるので
きちんと着けてくださいね。
④入浴時にも注意!!
お風呂のお湯(ウイルスに汚染された場合)が2次感染の原因となることがあります。
たくさんの人が使用する寮だから出来ているとは思いますが、
しっかりと身体を洗ってから浴槽に入りましょう!!
たくさんの人が使用する寮だから出来ているとは思いますが、
しっかりと身体を洗ってから浴槽に入りましょう!!
また、タオルなどの共用は絶対にやめましょう!!!
寮のトイレに蓋があるかはわかりませんが、あるなら、また自宅から通学されている方
そして寮生が帰省されているいるときなど、お家のトイレにふたがあると思いますが、
必ず閉めてから流しましょう!!
そして寮生が帰省されているいるときなど、お家のトイレにふたがあると思いますが、
必ず閉めてから流しましょう!!
これは、空気中に細菌やウイルスなどがまき散らされたり、
カベや床に付着してしまうのを防ぐ為です。
カベや床に付着してしまうのを防ぐ為です。
ふたを開けたまま流すとウイルスなどは20~30cmの高さまで運ばれて、
空気中に90分後も漂っていることがあるそうです…
空気中に90分後も漂っていることがあるそうです…
⑥十分な休養と栄養をとる
身体の抵抗力を高めるために、普段から十分な休養(睡眠)とバランス良く
栄養をとる様に努めましょう。
楽しくサッカーをする為にも、冬の間は充分に注意しましょう!!!
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